心は錆びない
今年の一月にテレビで放映された番組があった。F1ドライバーの片山右京がツールド・沖縄に参戦する過程をドキュメンタリーで追ったものだ。そのDVDを頂いたので、改めて見返してみた。
ツールド・沖縄は、市民レースの最高峰であり、完走する事すら難しい。2011年、2012年と参戦したが、210km壁を越えることは出来なかった。
このドキュメントの中で片山右京は、年齢による体力の低下を補うのは練習量であり、落ちる体力の二倍練習すれば、それは補えるという。
最後は、それ自体も叶わなくなる年齢が必ずやって来るが、『身体は衰えても、気持ちは錆びない』と語っている。そう、最後は気持ちなのだと思う。
限界まで挑戦するからこそ理解できる事であり、それを乗越えるのは何時の時代も挑戦し続ける精神力なのだと信じたい。