長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

デザインに掛ける情熱


 スカラデザインのピータータイス社長と初めて出会ったのは、三年前の事である。スカラデザインの日本法人の社長が知人であり、彼を通じてドイツで開催されたインターシュッツ国際防災展を訪れた際に紹介されたのである。
 生粋のドイツ人であるが、マインドは限りなく日本人に近い。常に相手がどう感じているかを、見ながら、コミュニケーションを取ろうとしているところ等、日本人より相手の事を気にかけている様にさえ思える。
 普段は気さくで、穏やかだが、いざデザインの事になると話は別だ。
 今回、東京国際防災展に出展したプロトタイプも彼の基本デザインだが、それをつくり手として表現しきれなかった部分があった。
 その後のディスカッションでは、即座に問題点を指摘され、改善する事の重要性を説かれた。機能重視の工業製品は、往々にしてデザインは二の次になりがちだ。
 私たちも、ブランディングを進めるために、NAGANOのデザインを確立する事を熱心に話されたのである。情熱は人を動かすものだ。
 これからのNAGANOPUMPにご期待頂きたい。
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