ちょっと驚きました
都道府県消防設備協会会長会議が東京の明治記念館で開催された。今回は石川県消防設備協会の米沢会長の名代で出席する事になった。
前半は消防庁の守屋専門官から、消防行政の動向について話があったが、その中で全国の消防用設備等点検報告の違反率は全国で56.9%となっており、さらに点検報告がなされているのは何と全国平均で43.1%という低さである。
消防用設備の保守点検は法で一年に二回の実施が義務付けられている。しかし、この結果から、全国で点検義務を負っている方々はその重大性を認識していないように思えてならない。
先般、福岡の病院火災は、ちゃんと動くはずのものが動かなかった事によって重大な被害となった。多分、責任者は消防設備の不備によってここまで被害が大きくなるとは夢にも思っていなかったのだろう。
今一度、身の回りの消防設備を見回してみて欲しい。法で求められる点検がなされているだろうか。