長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

お客様の立場で最善かを自らに問う

 私たちの企業理念には『常にお客様の立場で最善かを自らに問い・・』という一節がある。
 ものづくりは、良いものをつくる、期限までにつくる、コストを考えてつくる、という三つのファクターの達成を求められる。期限もコストも考えなくとも良いなら、多分人間は放っておいても良いものをつくろうとするだろう。
 しかし、営利企業である以上は納期とコストは常に念頭に置く必要がある。すると、面倒な事はしたくない、という発想が首をもたげてくるのである。
 お客様の立場でものづくりを考えるのではなく、自分たちの都合で考え始めるのだ。したがって、そのような事は仕様書に書いてない、とか・・そうすると、この様な問題が出てきます・・などと出来ない理由を探し始める。
 すでにそこにはお客様の立場で最善のものをつくろうという、思いやりなど吹き飛んでしまっている。そして、出来ない理由を屁理屈で説明するなど、看過出来ない状況に陥るのである。
 私たちの企業理念を頭に叩き込んで欲しい。組織の決定を自分達の都合で変更してはならないのだ。
 お客様の立場で最善かを自らに問いの、次の一説は妥協しないものづくりと崇高な使命感で、である。
 企業理念は私たちの信条が書かれている。それを、理解し実行する人間が私たちの社員なのである。
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