長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

マネジメントを機能させ・・・

 私たちの経営方針には、『マネジメントを機能させルールを守り・・・』という一節がある。
 経営方針にこの一節があるという事は、とても重要だと考えているという事と、出来ていないという二つの意味を持っている。
 特に、マネジャーとしての役割を役職という立場で担っているにもかかわらず、役割を果たせていないケースが散見される。往々にして、零細企業ではマネジャーがルーチン業務を担っている事も少なくなく、本来のマネジメントと実務が混在し、いち担当者となってしまうケースが多い。
 したがって、マネジメントの役割を果たせず、全体の取りまとめが出来ない事でファーストとセカンドの間に上がったフライを落球してしまう。
 また、マネジャーに求められるもうひとつの能力は、やりきる力と思いやる力だ。特に思いやりは厳しさの中にあると、私たちは考えている。
 然るべきタイミングで正しい道を示す為には、叱る事も必要だ。しかし、人間関係を気にするあまり、相手の顔色を伺ったのでは正しい事は伝わらない。
 結果として、気づきを与える事が出来なくなる。思いやりは厳しさの中にあり、その姿勢が相手に必ず伝わると信じなくてはならない。
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