長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

人を育てる

今から30年前に初めて社会に出た時を思い出す。
新入社員は、初めて社会に出た時、初めにどんな上司に出会うのかが、今後の成長に大きく影響する。
幸いにも私は良い上司に恵まれたと思う。自分の性格上、ぶつかることも多かったが、頭ごなしにものを言うのではなく、一度受け止め、分かりやすく説明してくれた。
人を育てることは忍耐が伴う。子供を育てることも例にもれない。
人に育てるという作用を与えると、自分が育つという反作用が帰ってくる。
そう、人を育てることは、自分が育つことに等しいのだ。企業が成長するためには、人を育てることが必要なのだ。
それは、スキルや技術を教えるだけではなく、人としての立ち振る舞い、問題点の解決の方法、物事の考え方など、社会人としてどうあるべきか、にまで及ぶ。
歳を重ねることは、上手に生きることを学ぶ。それは世渡りが上手いということではなく、正しく生きると言うことなのだと思うのである。
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