長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

子供たちからの手紙


 気が付けば、今年も今日が仕事納めである。お客様への年末のごあいさつを終え、帰社すると、机の上に何やら手紙の様なものが置いてあった。
 よく見ると、先日私たちの会社へ工場見学に来た、金沢市森山町小学校の生徒が書いてくれたものだった。子供たちが一人ひとりが手書きしたものを綴ってあった。
 工場見学の目的は、ものづくりの現場を知り、ものづくりが多くの関連企業の協力の下成り立っている事を学びに来た。その中で、実際に東日本大震災の時に、ものづくりのサプライチェーンが寸断され、一時的に消防車づくりが困難になった事例を上げ説明した。
 また、多くの企業が自らの責任を果たす事で、ものづくりをはじめ、社会が成り立っている事や、仕事の意義は社会に貢献する事であり、それは人を幸せにする事に等しいのだと説明した。
 子供たちからの手紙を見ていると、それを小さい心で受け止めてくれている事が良く分かり、とても嬉しく思った。
 ものづくりの繋がりは、もう一歩踏み込めば、人の繋がりであり、社会を構成している一人ひとりが責任と役割を負っているからこそ、私たちの生活は成り立っているのである。
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