長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

リスクを取る

 お客様のご要望は、刻一刻と変化している。これまでの消防車両はある意味火を消せればよかった。
 しかし、自然災害が多発し、火災の形態も多様化した現在、消防車両に求められる機能は多岐にわたる。
 そのご要望に答える為には、それを実現させる為の技術開発が不可欠なのだ。それには大きなリスクが伴う。
 特に私たちのような小規模な企業が開発費に投下できるコストは限られている。しかし、人の命を救う為に、自分の命を懸ける人たちの為に、消防車両を作り込む事は私たちの使命なのだ。
 その為には、リスクを取りお客様ともに前進する覚悟が必要だと思う。お客様の声に真摯に耳を傾ければそこには大きなヒントが幾つも隠されているのである。
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