長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

感謝!

 私たちが、本格的に県外に進出し始めた手始めは、大阪の拠点だった。
 その後、一年遅れで、東京にも進出した。自宅の一部屋がそれぞれのスタートだった。最初は、右も左も全く分からなかった中で、私たちを支えたのは、お客様に専用設計された車両を届けたいと思う、一心だったように思う。
 私たちの知名度は、石川県から一歩外に出ると全く無かったに等しい。従って、各拠点を立ち上げてくださった、東京営業所、大阪営業所の所長は本当にご苦労された事と思う。
 長野ポンプといえば、長野県の企業ですか、と言われる事が少なくなかったのだ。そんな中で、地道に足を使い、私たちの企業の発展に全力で寄与してくださった。
 あれから、7年、今では私たちが製造する消防車両の約半分が東京、大阪営業所エリアからの受注となったのである。
 今日、二人の戦士が4月末での退社の挨拶にお越しになられた。まだまだ、お元気であり、ある意味若手の営業マンよりパワーがあるのかもしれない。お話をしている中で、彼らと一緒に活動した事が懐かしく思い出された。
 短期間でここまでの実績をあげられたのは、何故かと思えば、特別の事ではなかった。それは、平凡を非凡に努力する能力。すなわち凡事徹底をどんなときも成し遂げる事が出来た事に他ならない。
 しっかりと教育を受けた、あの年代の、営業マンのすごさをしみじみと感じ、心から謝意をお伝えした。これからの人生に弥栄あれと願い、お二人に心から感謝を申し上げたい。
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