長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

悪い報告こそ素早く

 お客様を訪問した際、時にはお小言を頂戴する事がある。その内容は、放置すれば企業の生命を脅かす事になりかねない内容のものも少なくない。
 お小言を頂戴する事は改善の機会になるから、それはそれとしてありがたい事だ。しかし、問題は、それをお客様から直接頂く事にある。
 これまで、問題点を担当者が指摘されていながら、全く報告がない事が問題なのだ。問題の指摘を問題として捉えていないとすれば、それは大問題だが、殆どの場合は、上司から叱られるのが嫌で、報告をしない、又は真実を正確に報告しない事にさらなる問題がある。
 悪い報告こそ、素早く、そして正確にして欲しい。間違いは誰にでもあるものだ。大切な事はそれを修正する為に素早い意思決定と対策を取る事だ。
 これくらい、と思うなかれ・・・これくらいが企業生命を左右した事は歴史が証明しているのである。
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