長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

自然の一部と感じる瞬間


 本当は、23〜24日と毎年出場している鈴鹿二時間エンデュローに出走する予定だった。
 しかし、どうしても所用により、今年は鈴鹿のレースに出走できなくなってしまった。
 その代わり、諸事情で立山三山を縦走する事になった。立山という名称は、雄山、大汝、富士ノ折立の三つを含めての名称であり、立山三山は、立山別山浄土山をいう。
 今回は、室堂ターミナルを出発して、一の越、雄山、大汝、富士ノ折立、別山、剣御前小屋を経由して雷鳥沢まで戻るルートを歩いた。高山帯がここまで広い山は他には見かけない。ともかく雄大だ。
 立山の稜線を歩いていていると、その雄大さに圧倒される。そして、遠くに剣岳が見えてくる。あまりもの、大きさに恐さの様なものを感じる。
 私たちが自然の一部と感じる瞬間である。この感覚は、実際にその瞬間を体験しないと分らないだろう。私たちは、自然の中で生かされている。自然の中にいると、私たちの力の及ばない、大きな何かが作用しているように思えてならない。全てが繋がっており、人間だけが人間の都合で生きる事は出来ないのである。
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