長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

厳冬期の上高地


 風速15m以上、体感温度は、マイナス10度。。。
 グローブを外すと、あっという間に手がかじかんでしまい、感覚が無くなってしまう。ここは、厳冬期の上高地である。
 標高1500m、大正池はかちかちに凍り付いている。当然、厳冬期の上高地に入るには、徒歩で釜トンネルを通り抜け、河童橋まで延々と歩くのである。
 トンネルから、途中までは、つぼ足で歩くが、かなり雪が深くなって来たので輪カンを装着する。
 河童橋の付近で昼食の準備をするがともかく寒い。バーナーが気化せず、お湯を沸かすにも時間がかかってしまう。
 ラーメンもあっという間に冷たくなってしまうのだ。あまりもの寒さに、早々に帰途につく事にした。
 厳冬期の上高地はとても厳しい表情を見せたが、あのキーンとした空気と、大自然の大きさが何とも言えない。これだから、山はやめられないのである。
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