問題点を隠すな！

　問題点を改善する社風が私たちには必要だ。人間であれば、失敗はつきものだ。大切なのは、うまくいかなかったことをそのまま放置しない事だ。
　何故そうなったのか、問題の本質は何処にあるのか、そして改善し再発を防止する事である。失敗は、人の問題ではなく仕組みの問題だ。
　だからこそ、問題点を認識し、小さなことでも上司に報告し、改善する仕組みが、すぐにでも必要なのである。
　最も罪が深いのは、問題を認識していながら隠してしまうことだ。または、問題と認識できないほど鈍感になってしまっている場合だ。これは、過去には認識できたものを、指摘しても積極的に改善がなされなかった時、人は変わらないからとあきらめてしまうのだ。
　それが結果として、問題解決に対して無気力な社風を生んでしまう。そして、失敗を隠し始めたら、末期症状である。
　さらに、正しく間違いや失敗を認め、報告する人に問題があるかのごとく振る舞うようになったら、腹を据えなければならない。
　そして、結果として、不平不満を言うのは天に唾するのと変わらない。変えるのは、仕組みと、一人ひとりの意識だ。
　変わらないのではなく、変えるのである。

↑ポチっと押して頂ければ幸いです