長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

四年の歳月が流れて。。。


 想像を絶するあの惨事から、今日で四年の月日が流れた。
 当時、私は石川県PTA連合会の会長職に就いており、名古屋での会議に参加する為、高速を降りた直後に緊急地震速報が流れ、慌てて路肩に車を停止させたことを思い出す。
 その後、仙台空港津波に飲み込まれる映像を目にしたとき、これはただ事ではないと思い、予定をすべてキャンセルし、金沢へ戻った。
 被害の規模は、想像をはるかに超えるものであり、PTAとして何ができるか、いや、何をなさねばならないかを模索した。
 震災後一か月経った4月に当時の東海北陸ブロックの会長と共に被災地の調査に入った。あの惨状は今でも忘れることができない。
 そして、ホームステイプログラムを策定し、その夏に実行した。
 当時は多くの反対もあった。そのほとんどが責任論に終始し、何が必要か、何をなさねばならないかという事から論点がずれていたように思う。
 結果として、行ったホームステイプログラムは、結実し現在の継続支援に繋がっている。問題が起こった時は何をなさねばならないか、が大切であり、誰が責任を取るかなどの責任論は正論を破壊してしまう。
 震災は、どんな状況下に陥ろうと勇気をもって、前進する事が大切なのだという事を学んだ機会でもあったと思う。
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