俯瞰的に視る
同じものを見ていても問題意識を持たずに見ていると、そこからは何も見えてこない。一部だけを見ていても、全体を理解する事はできないのだ。
『自他一如』森羅万象、世の中にあるもの全てが不必要なものはひとつもなく、全ての存在が必要、必然であり、自分に係わっている。
だからこそ調和を重んじ、全てを大切にすることが最後は自分を大切にすることになる。人のために一生懸命努力することは人の為と思っていても最後に自分に帰る。
例えば、私たちは、呼吸する為に肺をもっている。ミクロの視点で見れば、私たちの持っている肺はひとつだ。
しかし、肺が取り込んでいる酸素をつくっているのは樹木だ。樹木は。私たちが排出した二酸化炭素を吸収し、光合成により酸素を、大気に放出している。
すなわち、私たちは、ふたつの肺をもっている事になるのだ。俯瞰的な視点で見れば、様々なことに気づく。ものの見方は、見るから視るを意識することで、見えなかったものが視えて来るのである。
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