長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

誰が、ではなく、何がと考える

 問題が発生した場合、誰がやったのかと短絡的に考えてしまう場合が少なくないように思う。
 確かにヒューマンエラーはあるものだが、目を向けるべきは何が問題だったのか、という事である。
 原因を人に向ければ、その解決は困難になる。それは精神的な注意喚起に終始するからである。人はエラーをするものであることが前提で、それを、仕組みでカバーする事が正しい。
 誰が悪いという方向へ話が進むと、ほとんどの場合、ケガをした鶏が、寄ってたかって仲間の鶏に攻撃されるように、全く話は不健全な方向になってしまう。
 問題の本質を見抜き、誰がではなく、何が、を解決して欲しいのである。
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