長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

民度が高い・・・

 昨今、民度という言葉を耳にするようになってきた。
 広辞苑には、人民の生活や文化の程度と書かれており、Wikipediaでは、特定の地域に住む人々の知的水準、教育水準、文化水準、行動様式などの成熟度の程度、と記されている。
 ここでは民度とは、なにかを説明したい訳ではない。
 過日、市議会議員の選挙が告示され、選挙戦に突入した。いつも思うことだが、日本は議会制民主主義という仕組みを取っており、一定の方法で私たちの代表者を選出し、その代表者によって政治が行われる。
 すなわち、私たちは政治を議員に付託しているのである。とすれば、議員は二つの視点を持つ必要があるだろう。一つは、市民の意見を広く徴収し、市民が何を求めているのか、現状認識を行う事である。
 もう一つの視点は、自らの政治信条は何か、それを前提にどの様なビジョンで政治を行うかだ。選挙のたびに、候補は公約を掲げるが、それが市民から広く意見を徴収しているとは言えない。
 私たちが、政治に参加する高い意識を持てば、政治も大きく変わるのだと思う。その為には、私たち自身が成熟し、『民度』を高める必要があると考えるのは私だけではあるまい。
 先ずは、選挙に行くことからだ。今の政治に、一言申すことができるのは、投票という義務を果たした者だけである。
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