油断が事故を呼ぶ
厳冬期の登山は、十分な計画と装備、そして状況判断が必要になる。厳冬期の山に挑戦する登山者は、緊張感を持って入山している。
一方で、春山は、厳冬期の厳しさが緩み、青空とポカポカとした暖かさで緊張感が緩みがちだが、実は厳冬期以上に危険をはらんでいる。
雪が緩み、ザラメ状になる。雪崩やスノーブリッジ等、十分に注意が必要になるのだ。そんな一見穏やかに見える春山を軽装で登る人もたまに見かける。
アイゼンなど装着できるのかと思われる、軽トレッキングシューズで登っている所を見ると一声掛けたくなってしまう。
ちょっとした油断が、滑落や雪崩はもちろんの事、天候が急変した時の対応などが出来ない装備での登山は、戒めなければならないと思う。
仕事も同じだ、小さな油断が事故を呼び、大きな信用を失いかねないのである。
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