全体を見ているか

　弊社には消防車両の製造技術が、熟練の域にある技術者が何人かいる。彼らは、消防車両とは、どうあるべきかを十分に考えることができ、そして、どうつくれば使いやすいかをこれまでの多くの経験の中で理解している。
　部分的には、プロフェッショナルな彼らも、全体を理解していないように思う。
　消防車両とは、どうあるべきか、それを実現するためには何をしなければならないか。消防車両はどのような原理で作動するのか。
　製造技術と運用技術の両方をバランス良く理解しているか。
　長野ポンプの社員である以上、消防車両を製造するだけの理解ではなく、原理、運用にまで理解を深めて欲しい。それがバックボーンになりさらに、使いやすく、信頼性の高い消防車両を製造する事ができるのである。
　これで良い、という事はあり得ない。常に学び、自らを高め、お客様にご納得いただける消防車両を製造するのが私たちの使命である。

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