長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

日航機墜落から30年

 日航機の御巣鷹山への墜落事故は、記憶に深く残っている。当時、就職したばかりだった自分は、職場で仲良くなった友人とオートバイで北海道ツーリングの計画を立てた。
 丁度、層雲峡に立ち寄り、給油をしていたガソリンスタンドで、墜落事故を知った。
 目に飛び込んできたのは、自衛隊員によって救出される生存者だった。これは、大変な事になったと思い、旅先でニュースに聞き入ったのである。
 あれから、三十年が過ぎ、私たちの記憶からは薄れてきたが、残された被害者家族にとっては、心の傷を癒す事すら難しかった年月だったに違いない。
 今日の、報道番組で見た被害者家族は、中学生の息子に初めての一人旅をさせて、事故にあった。彼女は、一人で怖い目にあわせてしまった、という後悔の念に苛まれたが、たまたま、隣に居合わせた、女性がとても面倒見が良い娘で多分、手をつないでいてくれただろうという、その女性の母親からの一本の電話で救われたと語っていた。
 私たちには、人生で様々な苦難、喜怒、哀楽を経験するが、そこには大きな意味があると信じたい。当事者にとっては、納得がいかないに違いないが、そう思うしか、自分を納得させる事も出来ないのだろうから・・・
 三十年の月日に鎮魂の祈りを・・・
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