長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

部分と全体

 全体から一部分だけを摘み、それだけを議論すると確かに正しいのである。しかし、全体からその部分を見ると、おかしな事になっていると気づく。
 『木を見て森を見ず』とは、物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失ってしまう事を言い、日常でも自分を含めてありがちだ。
 前職で、エンジニアのイロハを教えてくれた上司は、『エンジニアは木を見て森を見ずではいけないと』事あるごとに言っておられた。
 しかし、様々な事を集中して考えていると、視点が狭くなりやすい。また、一部の情報から、それがさも全体のように判断してしまうと真実やその意図を見失い、判断を誤ってしまう。これも、過去に幾度も経験した事である。
 問題に対峙し、煮詰まってしまったら、一度全体を引いてみてみよう。するとそこには気づきがあるはずである。
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