長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ルーティンを回す

 消防車両は、メカトロニックなものである以上、全く故障しないものを製造するのは難しい。確かに、故障しないように確立を上げ、信頼性の高いものに近づけることは可能だ。
 それを実現する為に大切な事は、クレームや修理対応が発生した時は、先ずは問題の本質を、正確に把握する事だ。
 そして、それが再発しないように検討し、設計へフィードバックし、さらにそれが正しく機能しているか検証する、という一連のルーティンを回すことが大切だ。
 弊社では、まだまだ、そのルーティンがうまく回っていない。毎日とは言わないが、一週間に一度は、問題の整理と改善の検討を行うことから始めて欲しい。
 それを積み重ねることで、精度が高まり問題の発生は減少する。その為に必要な時間は、惜しむことなく投入して欲しいのだ。社会の役に立つために、品質を担保し、社会に貢献する事が誇りなのである。
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