現象は変わらない・・
彼は、所有する工場と実験設備が火災になった時、『これは、もっと良い設備に変えるチャンスだ』と言った。
世界初の照明装置を開発する際に、彼は一万回失敗を重ねたが、『うまくいかない方法を一万通り見つけただけだ』と言ってのけた。
子供の頃は、『1+1=2』であることを鵜呑みにせず、一個の粘土と一個の粘土を合わせると大きな一個の粘土になるとのに何故なのかと考えた。
目の前の現象は、全ての人の前で同じだが、それをどう捉えるかは、人の数だけあるのだ。現象の一面だけを見るのではなく、全く違う視点でものを見ることが出来た事が、彼の成功を支えたのである。
彼の名前はトーマス・アルバ・エジソン。白熱電球、蓄音機、活動写真を発明し、エジソン・ゼネラル・エレクトリック社(現在のゼネラル・エレクトリック)の創業者であり、電力事業の基礎を築きあげた。
直面している問題の現象は変わらない。それをどう捉えるかが、自分の歩む道を決めるのである。
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