厳冬の中でお雑煮
お正月早々から雪の山頂に立ったのは、初めての経験だった。
今年は、暖冬だが、1000mの山の上は、なんとか雪が積もっている。毎年、この時期は、医王山の山頂は二メートルほどの見晴らし台がすっぽりと雪に覆われているが、今年は、その足元50cm位が雪に埋もれている程度である。
暖かいと言っても、1000mでは、地上より約6度気温が低くなる。したがって、山頂で風に吹かれると、それなりに寒い。ダウンジャケットを着込んで、お雑煮の準備をする。
アルコールバーナーでお餅を焼き、あご出汁の澄まし汁で頂いた。キーンと冷えた空気の中でのお雑煮は、格別だった。
山頂からは、金沢市内や遠くには内灘ベイブリッジを見ることができた。元旦から、山頂で、粗末なものだったが、実はこんな事が、小さな贅沢だと感じるのである。
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