長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

全体と部分

 先ずは、何のために行うのか、目的をしっかりと説明し、それを実現する為に何をなすべきかを、全体から理解させる。さらに小さくブレイクダウンさせて、それぞれの部分の達成が、全体の目的の達成に繋がるというプロセス全体を見せる。
 そうすれば、ゴールが分からずにやみくもにする仕事は無くなる。
 ゴールの見えない仕事ほど、効率の落ちることはないのだ。物事には、全体と部分が存在し、部分があり、全体があるともいえるが、一方では全体があるからこそ、部分があるともいえるのだ。
 私たちの場合は、ものづくりの全体像が伝わっていない事による非効率が山積している。大きく全体像を把握し、それに従って仕事を実行して行けば、工程が大幅に遅れることなどあり得ない。
 責任の所在を明確にする。問題点を現場だけで完結させず、必ず報告させ問題の本質を突き止めて再発を防止する。
 ほころびに継ぎをあてるだけの対処では、また、他の場所にほころびが出てくるものだ。ともかく、一緒に前進しよう。必ず、小さなことでも何かを変えれば、何かが変わるのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ