上流で綿密に計画する
年度末に近づくと、消防車両の納車もピークを迎える。十分につくり込みを行ったつもりでも、お叱りを受けることも現実としてあるものだ。
全く問題なく、お褒めの言葉を頂ける場合と、そうでない場合とでは何が違うのだろう。そのほとんどが、仕事の上流で、しっかりと計画されているか否かが、その原因のひとつだ。
やはり、お客様との間で小さなことまで打ち合わせが出来ている場合は、問題の発生は皆無だ。しかし、ちょっとしたことを曖昧に積み残し、それをギリギリまで放置したものは、例外なくトラブルの原因となる。
昔から、段取り八部とは、よく言ったものである。以前も、ブログに記したが、仕事を頭の中で完了させておくこと。そして、物事を曖昧にせず、間違っても良いから意思決定する事である。
私たちにとっては60台の一台だが、お客様にとってはその一台が全てなのである。お客様に納得頂ける消防車両を製造する事が、人の命を救う事を今一度認識して欲しいのである。
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