長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

何かを得るには、何かを捨てねばならない・・

 今日で一年が終わった。私たちの年度は5月1日から4月末までである。二年前に中期経営計画を策定し、社員の皆さんにお示しした。
 その二年目が終了したこととなる。一年を振り返れば、できたことと、できなかったことがあるが、それはこのタイミングではすでに整理されていなくてはならない。
 特に、製造の部門では、来期に向けて、大きくものづくりが変わる元年となるのだ。
 私たちが国内市場に向けて開発したALPAS(アルミパネルストラクチャー)システムの消防車両と難燃性GFRPの消防車両は、これまでの鉄骨と鉄板製の消防車両とは全くものづくりの過程が異なる。
 当然、在来工法は無くなることはないが、私たちはこれまでとは違う次元のものづくりを確立していかなくてはならない。
 それは、これまでの技術をある意味で否定せねばならない事もあるが、何かを得るためには、何かを捨てねばならない事もあるのだ。
 結果は、別にして、社員の皆さん、協力関係会社の皆さんには心から感謝を申し上げたい。
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