長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

この変な生き物はまだ日本にいるのです・・


 『この変な生き物はまだ日本にいるのです・・たぶん』
 このキャッチコピーは、コピーライターの糸井重里となりのトトロのために書いたキャッチコピーである。
 実は、このキャッチコピーは、最初『この変な生き物はもう日本にいないのです・・』と書いたのだそうだ。
 しかし、それを見た宮崎駿監督が眉をしかめ『いるんだ!』と言ったことから前述のコピーに変わったそうなのである。
 宮崎監督の強烈な思いを受けて、糸井重里は、キャッチコピーを変更するのだが、ただ『この変な生き物はまだ日本にいるのです・・・』と変えたのではなく、最後に『たぶん・・・』とつけたことに、彼のコピーライターとしての意地がかいま見える。
 監督とコピーライターの意地がぶつかり合って出来上がったのがこのキャッチコピーだと考えるのは、考えすぎだなのだろうか。
 さて、皆さんはいかがだろう。
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