体育の日は晴れる。。

　１９７１年から２０００年までの３０年間で、１０月１０日に晴れた日は１９日間で、晴れの確率でいえば、６３％だそうだ。
　運動会が、この日に開かれるのも晴れる確率が多いからと思われているようだが、実際のところは東京オリンピックが開かれた年だというのが正解らしい。
　高山帯も２４００m付近が、赤や黄色に色ずいてくるのもこの時期である。
　今年は、北アルプスも何時もの時期よりも、５度ほど暖かく、紅葉も若干遅いようだ。
　この紅葉を求めて多くの外国人も、入山してくる。しかし、外国人登山者（特に中国、韓国）の登山者のマナーは決して良いとは言えない。
　過日も、北アルプス表銀座縦走路にいたシンガポール人にどこから来たのかと尋ねると、槍沢から登ってきたとの事。ここから槍ヶ岳に向かいたいと言っている。しかし、水俣乗越手前の縦走路には槍沢からだと、どう考えても反対方向なのでどのルートで登ってきたのか尋ねると、登山道ではない沢筋を無理やり登ってきたという事が判明。
　そこは、危険だという事、登山道を踏み外す事は避けなければならない事を話したが、本人はあまり感じていないようだ。
　特に、ロープもヘルメットも持たず、装備はハイキング程度ときている。これで槍、奥穂高に行くというのだからある意味無謀だ。
　この山域は遭難が多く、十分な注意が必要だが、これから外国人登山者の遭難も増えるかもしれない。多くの外国人が日本に来てくれるのはいい事だが、事故が増えないように祈りたいものだ。