長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

山小屋だから汚くて良い???


 山小屋に泊まってみて最近、感じた事を記したいと思う。
 2000mを超える山小屋では、限られた物資の中で営業をしている。食料も水も本当に限られている。
 トイレも、高山で微生物の働きが悪く、地上のような水洗トイレとはいかないのも事実だ。しかし、そんな限られた中でも、それぞれの山小屋は設備を清潔に保とうと涙ぐましい努力をしている。
 トイレはこまめに清掃され、小屋の隅々まで清掃が行き届いている。
 一方では、物資も豊富で、比較的便利な場所にある旅館と名乗りながら、まともに清掃が行き届いていないものもある。
 ホームページには、山小屋なので行き届かないところにはご容赦願いたいと書かれているが、そんな問題ではないと感じた。
 森林限界を超えるような不便な場所での素晴らしい営業を見ると、あまりにもレベルが低いのには閉口してしまう。
 山小屋だから汚いのではなく、きれいにしようと努力しないから汚いのである。
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