2秒に泣く。。。
晴天のものと開催された全国消防操法大会は、長野市のオリンピックドームで熱戦の火ぶたが切られた。
石川県隊は、志賀町消防団土田分団が出場した。土田分団が使用している車両は日本に一台しかない車両だ。
当時の整備担当者と、10年経っても色あせない、そしてこれからの消防団車両はどうあるべきかを、議論してつくり上げたスペシャルバージョンだ。
苦労し、計画してつくり上げたものなので車両に対する想いも一入である。
出場順は、なんと一番目だった。一番目は、ともかく緊張するだろう。審査員の目も厳しく、ある意味で不利だったのだと思う。
しかし、彼らが叩き出した得点は総合185点、第一線50秒、第二線が62秒と文句のない結果だった。この点数は最後まで抜かれる事はなかったが、結果は同点二位となってしまった。
優勝した島根県松江市消防団とは総合点は、185点で同じだったのだがタイムで2秒ビハインドとなったからだ。
しかし、初出場で準優勝は素晴らしい結果だ。これも多くの関係者の皆さんの協力があったからこそである。新しい歴史がここに始まったのである。