技術系大学の生き残る道
今日、一人のお客様が訪ねてこられた。もと、弊社メインバンクの支店長をされていた方で、現在は私の母校、金沢工業大学に勤めている。
昨今では、教育機関への補助金、助成金が大幅にカットされ、それに頼りきっていた大学のあり方を見直すタイミングに来ているという。
金沢工業大学では、力学の基礎はもちろんの事、ものづくりへの情熱を醸成するプログラムも用意されている。そのひとつが、夢工房と呼ばれるものづくりスペースの提供だ。
ここでは、鳥人間コンテスト出場のための人力飛行機やエコランのためのエコカーの開発など、学んだ技術を応用する機会が与えられている。この活動に寄付金を募るのも彼の仕事のひとつらしい。
今後の大学のひとつのあり方は、私たちのような資本が弱い中小企業から寄付金を募るだけではなく、私たち中小企業が投資する事により、私たちができない、研究開発を大学と連携し行う事がお互いの発展の礎となるのではないかと思う。
シリコンバレーがそうであるように・・お話をしている中でいろいろなアイディアが浮かんできた。視点を変えれば必ず、成長する可能性は残されているのである。
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