長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

無窓建築物のリスク

 アスクルの物流倉庫の火災は二日経ってもまだ鎮火の見通しが立っていない。
 無窓建築物は、消防法でも非常に厳しい基準が定められているが、一旦火災になると、窓が無いことから、消火が非常に難しい。
 室内に侵入しようにも、内部に熱がこもり簡単には行かない。外壁か屋根を破壊し、注水するしかないが、火点に直接注水することが困難なことから消火に手間取ることも仕方がないことだ。
 どの様な火災でも最初は小さいのだ。初期消火が如何に大切かが理解できる。火災をいち早く覚知し、初期消火に務めることが火災拡大を阻止する一番の手立てである。
 今回の火災に対応できるかは別問題だが、私たちの開発したCD−1型消防ポンプ自動車に最大1500リットルの消火水を積載できることは消防戦術に大きな可能性を与えるだろう。日本の消防車のレベルアップに少しでも貢献できれば幸いである。
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