長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

海老の尻尾って??


 厳冬期の雪山で、強風により形成されるもののひとつが雪庇である。
 これは、強い風によって稜線等の風下にできるもので、厳冬期の稜線を歩くときは、雪庇の上を歩かない様に注意が必要だ。
 踏み抜くと滑落することになる。
 もうひとつは、海老の尻尾と呼ばれるもので、空気中の水分や水蒸気、そして雪などが強風によって木や岩などに衝突し凍結、付着した氷層で風上に向かって成長するもので、その形から『えびの尻尾』と呼ばれる。
 厳冬期の高山では、よく見られるが強風が吹けば吹くほど大きく成長する。特に厳冬期には風速25m以上の強風が吹く日本アルプスでよく見ることができる。
 自然の造形は時として神秘的であり、それを目にすることができるのは、そこへ行くことが出来る者に許されるのである。
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