工程を優先するか、品質を優先するか・・
工程が錯そうしてくると、様々な場面で判断が必要になったとき、判断基準を誤ってしまう場合が散見される。
工程を優先させ、私たちの価値観である『ものづくりの理念』に沿ったものづくりが出来ていないにも関わらず、納期が間に合わない、時間がないなどの理由から、妥協も仕方がないと考えてしまう。
また、本来ならばさらに良い方法がある事を知っているにも関わらず、妥協の理由を自分の中で正当化してしまうのだ。
屁理屈にもならない言い訳をし、デマカセを言っても私たちのものづくりの理念に沿ったものづくりなどできるはずもない。
大切なことは、真摯に問題に向き合い、私たちのものづくりの理念に沿ったものづくりができないのなら、私たちの品質目標が達成できない事を真摯にお客様に伝え、納期の遅延願いを出してても品質を優先すべきだと思うのである。
もしも妥協すれば、全てに屁理屈をつけ妥協を積み重ねてしまう。それは信用を失墜させるのに十分である。私たちの価値判断基準はものづくりの理念であり、それを愚直に実現させるのがものづくりの現場のマネージャーに求められているのである。
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