長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

能登半島地震から10年

 2007年(平成19年)3月25日9時41分58秒、輪島市沖40kmの日本海で発生した、能登半島地震から10年が過ぎた。
 当時、本社で月曜日からの出張の準備をしていると、それは突然にやって来た。本社屋が『ミシッ』と音を立てたと思ったら大きな揺れがやって来た。これはただ事ではないと思いネットで発生源を調べると能登半島沖だった。
 一番被害が大きかったのは、輪島市門前町だった。避難物資をすぐに確保し、次の日にの奥能登を回った。消防団、消防職員は不眠不休でその対応を行なっていた。
 特に門前消防署は、避難所に優先して食料を分配していたのか、消防署の職員には全く物資が届いていなかった。皆さん丸一日食べ物を口にしていなかったのだ。
 周りのコンビニエンスには水も食料も全く無くなっていたため、羽咋市付近まで戻り、食料を調達、届けた記憶がある。
 断層の直上に建っていた建物はひとたまりも無く全壊していた。自然の猛威を目にし大きなショックを受けたことを思い出す。
 私たちの生業に対してさらに使命感を持って取り組まねばならないと、再認識した出来事だった。昨今では、自然災害が毎年のように発生している。
 発生を防止することはできないが、それに備えることはできる。これからも使命感を持って仕事をしていきたいと思う。
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