褒めることよりも叱ることの方が難しい
叱る。
叱る方も叱られる方も気持ちのいいものではないだろう。したがって、言いたいのだが、飲み込んでしまうことが少なくないのではないだろうか。
叱ることは愛情がなければできないと言われ、そうだなと、気づいた事があった。
要は、叱る相手の未来を、どの様にイメージしているかが大切だと気づかされた。人は、曖昧な生き物だ。何が正しく、何が正しくないか、ということもある意味曖昧だ。
ルール以前に人として、どうあるべきかということもある意味で正解はない。その前提によって悪も正義に、正義も悪になり得るからだ。
一方で、私たちは長い歴史から様々な価値判断基準を構築して来た。それは、人の本能から導き出されて来たものでもある。
それがひとつの判断基準となって今の世の中を形づくっている。
褒める。
ある意味で、褒められて嫌な思いをする人は少ないだろう。褒める人も気分がいい。
叱ると、褒めるは対極にある。相手の未来を見つめる。相手の未来がよくなる様にと愛情を持つ。
正しく叱れる人は、本当の愛情がある人だとつくづく思う。怒ると、叱るをはっきりさせて、正しく叱れる人間になりたいと思うのである。
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