長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

鬼門の春山・白山



 ようやく、市ノ瀬までは道路が開通し、長く人の入山を退けていた白山が開山した。しかし、一の瀬から登山口の別当出合までは、一時間半の舗装路を歩かなければなら無い。
 アイゼンを装着するために靴底が異様に硬い登山靴で舗装路を歩くのはかなりのストレスだ。慣れた人はいけるところまで自転車で登ってくる人も少なく無く、毎回そうすれば良かったと後悔するのである。
 昨年は少なかった雪も今年は平年並みだ。すでに吊り橋の板は設置されていたので、『危ない橋』を渡る必要ななかった。
 甚之助の避難小屋までは直登だ。樹林帯は方向を見失いやすいのでGPSを確認しながら登る。たくさんのトレースがあるが、安易に信じてはなら無い。
 やはり、気温が高く大汗をかいてしまった。今回は脱水に注意して経口補水液をハイドレーションに入れてきた。まずいとか言っている場合ではないからだ。
 しかし、気温が高い為に、尋常では無く汗をかいてしまい。またもや脱水症状の傾向が・・・
 甚之助の避難小屋で小休止し、今回はエコーライン経由で室堂へ。気温が高くなってきたので十二曲は雪崩の危険があると判断したからである。弥陀ヶ原の雪原は筆舌に尽くし難い景色だった。
 室堂にある白山姫神社奥宮の鳥居は頭をちょこっと見ることができる。腹ペコのお腹を準備してきた、スペアリブ特製カレーで満たし、山頂へ。
 山頂は風が強く寒かったので早々に撤退した。
 帰りはいつもの通り準備してきたヒップそりでシリセードであっという間に別当出合へ。脱水症状に悩まされた、春山白山山行だったが心地よい疲れと共に帰途についたのである。
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