日本消防ポンプ協会通常総会 - 長野幸浩の日記『We　Believe』

　一年に一度の日本消防ポンプ協会通常総会が東京は明治記念館で開催された。
　本年度は、弊社から一名の社員が表彰の栄に浴した。彼は、三十年以上にわたり消防車製造部門で消防車製造の一翼を担ってきたベテラン社員だ。
　彼はある意味で、消防車製造の移り変わりを身を以て感じてきた一人だ。スチール製のフレームを創業以来八十年に渡って製造していたが、この数年間の急激な変化はこれまでの経験がほとんど通用しなくなったのだ。
　しかし、その変化に苦労しながらよく頑張ってALPASシステム、そして本年度から市場に投入するスーパーコンボジットフレームの製造をやり遂げてくれた。
　この様な華々しい舞台は苦手なのか歯に噛んでいたが、その人となりを見る事ができる場面だったと思う。
　これからさらに大きく変化する製造現場でリーダシップを発揮してくれることを期待した。本当におめでとう。

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