長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ポンプ車操法に強い車をつくるには・・その3

 前回のブログでも記した様に送水効率を向上させるには、ポンプ装置の絶対的性能ではなく、吸水導管の吸水抵抗を取り除く事がポイントである。
 おさらいの為にもう一度記すが、ポンプ車操法では吸水管一本のみ使用するのでポンプ装置の絶対性能はあまり関係がない。
 それよりも、吸水管、吸水導管の吸水抵抗を徹底的に排除する事が大切なのだ。何故ならば、入ってくるから出せるのであって、ポンプ装置の性能をいたずらに求めても、入ってこないものは出せないのである。
 すなわち多くの水が入って来るからこそ多くの水を出す事ができる。したがって繰り返すが、いかに吸水管から吸水導管の抵抗を小さくするかがポイントであ
 また、送水技術は入りと、出のバランスを念頭に置く必要がある。入って来るより出そうとすればポンプ中心に大きな負圧を生じ、キャビテーションを発生させてしまう。
 これはポンプ効率を極端に低下させ送水スピードを減じてしまうのである。
 送水を効率よく行う為に大切なのがキャビテーションポイントの解明だ。それぞれのポンプ車によってこのポイントは異なる。しかし、キャビテーションポイントを理解して送水すれば最大の効率で送水する事が可能になる。
 もし詳しくお知りになりたい方は弊社までお問い合わせいただきたい。
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