長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

涼を求めて三大雪渓へ・・その2


 針ノ木岳から後立山連峰をスバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳を縦走する。ともかく、気温が高く2400m級の稜線上とは思えない。
 温暖化は山の上にまで影響を与えているのだろうか。新越山荘は扇沢から約13kmの距離にあり、標準コースタイムも10時間15分と長いため、比較的空いていた。
 針ノ木小屋の様に布団一枚で二人はいただけない。しかし、夜はいびきのオンパレードだ。
 ともかく一睡もできず朝を迎えた。耳栓を持って来なかったのはマズかったが、いびきをかく人はなんとか自分で対策を願いたい。本当に眠れないのは辛いものだ。
 さて、新越山荘から種池山荘までは、コースタイムで2時間30分の工程だ。実際は1時間30分ほどで種池山荘に到着。
 ここから、鹿島槍まで足を伸ばす予定だったが、前線が立山の上にあるのを目視できたので爺が岳をピストンすることにした。
 山は逃げない、特にこの時期は落雷に注意が必要だ。小屋の前で鹿島槍まで行けるところまで行くという登山者がいたので、天候が崩れることを告げたが、聞く耳を持たない様だった。何もなければ良いが・・
 山は進むのは簡単だ。ビジネスも似ているが、一番難しいのは撤退のタイミングなのかもしれない。
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