長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

秋晴れの入魂式


 秋晴れの青空に吸い込まれるように水柱が立ち上がった。
 金沢市第一消防団新竪分団の入魂式が厳かに行われ、その後の初放水で、裸法水が披露された。
 消防団はその地域の火の守りの要であり、地域の市民から大きな付託を受けて日夜活動をしている。特にこの地域は、旧金沢の市街地であり、金沢市役所、二十一世紀美術館、知事公舎、新竪街商店街を抱えている。
 狭隘な道路が多く、一度火災に見舞われるとその防御は非常に難しい地域だ。
 裸放水の後、ひとりの子供がホースを器用に巻いている。聞くと、分団員のお子さんだそうだ。彼は小さい頃から父親の分団員としての活動を間近で見て消防が大好きになったそうだ。65mmのホースを二重巻きにする姿は、何か微笑ましいく思ったのである。
 こうやって、未来の分団員は世襲されていく。素晴らしいことだと思ったのである。
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