実際との検証
昨今では、コンピューターによる構造解析が進歩し、様々な場面で用いられるようになった。確かに、これまでつくってみなければ分からないという世界に比較すれば、何と進歩した事だろうと思う。
しかし、コンピューターによる構造解析には、前提条件がある。それによりその結果は、大きく変わってくるのだ。
この設計で問題ないという判断も、前提条件から見直していくと、おかしなことに気が付く。従って、ある程度の目安や、方向性の確認には十分に機能するが、全てでは無い事を知る必要がある。
実際とシュミレーションの間にかい離が生じた時、何故そうなったのかを十分に検証すれば、次の一手が視えて来る。
現場・現物・現実・・・これが全てだ。
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