長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

アルプスの少女ハイジ

 小学生の頃、日曜日の夜、サザエさんが終わった後の7時半からはカルピスが提供する名作劇場が放映されていた。
 アルプスの少女ハイジは、その名作劇場の筆頭と言っても良いだろう。三十分の短い放映時間だが、何時もわくわくしていたことを思い出す。
 ハイジは一歳で両親を亡くし、五歳になるまで叔母のデーテに育てられた。その後ハイジは、アルムの山小屋にひとりで住んでいた実の祖父であるおじいさんに預けられる。
 ヤギ飼いの少年ペーター、ペーターのおばあさんなどハイジを取り巻く人々や、犬のヨーゼフやヤギのシロ・クマ、そして大自然に生きる動植物達。この映像を見ているだけでその中に自分が入っていくような錯覚を覚えた。
 物語には、道徳観や人の生き方の正しさ、そして人を思いやる心などが上手にちりばめられていた。アニメーションが正義感を醸成する一役を買っていたのかも知れない。
 昨今では、意味が良くわからないアニメーションが世の中にあふれかえっているが、もしかするとその意味を読めなくなったのは歳をとったからなのだろうか。。
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