長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

百四丈の滝その2


 自然の造形は、人間の想像を超えることが度々あるが、百四丈の滝は私たちに圧倒的な姿を見せてくれた。
 滝への下降は広大な雪面をその地形を読みながら下降する。この時期は、クラストした雪面や最中(モナカ)雪などその状態は刻一刻と変化する。
 十分に注意をはらい下降する。一瞬の油断が滑落を招く。この巨大な雪面は、滝まで約500mの距離があり、雪面が脆いためプロテクションを取ることも難しい。
 様々な場面を想定し下降するが、ひやりとする出来事もあったことを付け加えておく。自然の雪山に向かう時は決して無理をせず、常に自分の身体をコントロール下における様に慎重に行動したい。
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