悲観的に準備し、楽観的に行動する
こんな言葉がある。『悲観的に準備し、楽観的に行動する』
悲観的に、というのは想定の範囲内で考えられることについて、最悪を考えて準備をするということだ。今回は想定出来なかったというのではなく、想定の範囲が狭かったというのが正しくはないだろうか。
特に企業経営においては想定できませんでしたという言葉を使う事があるとすれば、それは大きなリスクをまともに受ける事を意味する。私は悲観的という言葉自体、ネガティブな印象があるのであまり好きではないので、どちらかと言えば『緻密に・・』とか『戦略的に・・』と言った方がしっくりくる。
今、私たちが出来る事はそれこそ様々な視点から想定し、準備を整えておくことだ。考えられることを考え抜いて次の60期に備えよう。
スイスの哲学者アンリ・フレデリック・アミエルは『将来を思い煩うな 現在為すべきことを為せ その他は神の考えることだ』と言っているが将来を思い煩うことと、想定をする事は全く別の問題だと思うのである。
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