長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

34年前の話

 二人の新入社員を迎えた後、急遽もう一人の新入社員を迎える事となり、今年度は三名の新入社員が入社する事になった。
 何時も彼らを迎える時期になると、自分が新入社員の頃を思い出す。それはバブル景気のど真ん中だった。仕事は、営業をしなくてもどんどん入ってくる。
 人の手が足りないので、仕事を受注金額で選択し、極端な事を言えば五千万円以下の仕事はしないなどと豪語していた時代だった。しかし、それから数年後にバブル景気は、まさしく水泡のように消滅してしまった。
 それからは小さな仕事を丁寧に拾いながら営業をするわけだが、バブル時代の高飛車な営業は当然のごとく営業の足かせになったのである。
 そんな時代を今の若者は知らない。彼らは、今日これからの時代を生きて行くのだ。一方で、新入社員を迎えた私たちには、彼らが一人前の社会人として貢献できるよう育てて行く責任がある。
 不安そうな顔の表情の中にも未来への希望が見える。私たちは次の新しい時代への扉の前に立っている。彼らと共に着実に歩んでいきたいと思う。
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