長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

どうだい?

 『どうだい?』と工場のメンバーに声をかける。仕事は・・、遊びは・・、家族は・・とあえて聞かない。ただ、『どうだい?』とだけ聞く。
 殆どのメンバーは、今の仕事の現状を話してくれる。問題になっていること、工程のこと、技術的に検討が必要な事などなど・・
 饒舌に話してくれる社員もいれば、言葉少なに話してくれる社員もいる。コミュニケーション能力は人それぞれだが、自分の思っていることを相手に伝える能力は社会人には最低限のスキルだ。
 コミュニケーションの原点は自分が何を語ったかではなく、相手がどう感じたかである。
 今日は、今年入社した新入社員に『どうだい?』と尋ねると『何がですか?』と答えが帰ってきた。まあ、間違いではないが少々面食らってしまった。
 自分の予測していた答えと大きく乖離すると人はびっくりしてしまうものなのだろう。これからもっともっと、私たちと大きくジェネレーションが異なる若者が入社してくる。
 それでも聞こうと思う。『どうだい?』と・・・
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