長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

蕎麦屋がうどんを売る

 勘違いしないでほしい。お蕎麦やさんでうどんを出しているお店は少なくない。それがおかしいと言っているのではない。
 お蕎麦専門店がお客様からうどんもおいたら・・蕎麦が美味しいからうどんも美味しいよといわれうどんをおく。
 ある人は、こんなに蕎麦が美味しいからラーメンおいたら・・ラーメンを食べたがる子供がいるかもといわれラーメンをおく。あれもこれもとお客様の注文を聞いていたら何屋かわからなくなった。ということはたまに耳にする話だ。
 お客様のご要望は当然真摯に受け止める必要があるが、その前にメーカーとしてのものづくりの哲学、消防車とはこうあるべきというポリシーを持つことが大切だ。
 なんども言うが、やり方に正解はない。ベターはあるがベストはない。だからこそ自分たちの考え方を明確にし、それを前提にお客様のご要望を工夫をし、実現することが正しい。
 誰のための仕事か・・私を始めとした経営陣のための仕事ではないのは明らかだ。メーカーとしての一過言を持ち、真摯に言葉に耳を傾ける。
 こだわりはそうやってかたちになるのである。
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