長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ストラクチャーを考える

 お盆の間、自動車工学、構造力学の本をこねくり回し、何とかGFRPストラクチャーの基本構造を予測した。
 やはり、モノコック構造、壁式構造ではなくセミモノコック構造であると結論付けた。メインフレームに位置付けられるストリンガー、クロスメンバー、環状構造サイドフレームで構成されるそれは、ひとつの規則性に乗っとている。
 今回予測したモデルをFEM(コンピューターによる構造解析)にかけ、私たちの予測が正しいかを検証したのである。
 結果は私たちの予測した通りだった。セミものコック構造は強度と剛性を十分に担保していることが分かった。
 特に免震システムはALPASスーパーストラクチャーと同じ構造で機能することも分かったのである。これでサブフレームのあり方を共通化することで効率を高め、さらに機能的に優れたものとなるだろう。
 鉄骨と鉄板の構造からセミモノコックストラクチャーへ・・・新しい技術は様々な気づきを与えてくれるのである。
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